「スマホ・ネットと上手に付き合うために〜ルール作りのコツを通して〜」という演題で,指宿竹元病院の松田裕希氏(看護師・公認心理士)を講師にお招きして,保護者・職員を対象に講話をしていただきました。「ドキドキ・ワクワク感」は本来は人を成長させてくれるものであったのが,スマホ・ゲームから得られる刺激は「耐性(慣れ)」ができてしまうこと,それにより脳の理性を司る前頭前野(ブレーキ・我慢の役割)に影響を与え,その成長を停滞させていまうこと,スマホ・ゲームを使わせるにあたってのコツ(姿勢)や家庭でのルール作りの上でのコツなどについて,とても分かりやすく,皆が聴き入ってしまう話し方で教えてくださいました。大切なことは,「変わらない子の行動に目を向けるのではなく,今までとは違ったアプローチを試みた親(自分)に目を向けて,それを評価してあげること」だと言われました。多くの御示唆をいただくことができた講話でした。大変よい学びになりました。 |
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